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Ghost of Yotei: 羊蹄山の麓には怨念がおんねん

『Ghost of Tsushima』(ゴースト・オブ・ツシマ) の開発で一躍有名になった Sucker Punch Productions の新作が 2025 年 10 月 2 日 (木) に発売された。

新作の名は『Ghost of Yōtei』(ゴースト・オブ・ヨウテイ)

本作は江戸時代初期の蝦夷地 (現在の北海道) を舞台にしたオープンワールドの時代劇アクションアドベンチャーで、前作『Ghost of Tsushima』から約 300 年後が舞台になっている。

主人公である女武芸者の篤 (あつ) が、家族の仇である無法者集団『羊蹄六人衆』に復讐するため、広大な大地を旅する物語。刀や弓、火縄銃などの様々な武器を使いこなし、派手な剣戟アクションを繰り広げながら、広大な蝦夷地を探索していくのが特徴。

前作である『Ghost of Tsushima』がめちゃくちゃ面白かったので Sucker Punch の新作はもちろん気になっていたものの、PS5 専属販売とのことで、PS5 を持っていない自分は PC 版が出るまでお預けを食らうはずだった。

家族が急遽 PS5 を買いに行くと言い出すまでは。

目次

最初からクライマックス

『Ghost of Yōtei』の物語は、主人公である篤の家族が皆殺しにされ、庭にある大銀杏の木が燃やされるところから始まった。最初からクライマックス。てか、映像綺麗すぎない!?PS5 って基本このクオリティなの!?この木なんて現実で見たことあるもんね。す、すげぇ~!!これが最新機器!!

参考: ゴロウ・タケムラ (Cyberpunk 2077)

家族を皆殺しにした男は斎藤 (サイトウ) と呼ばれ、『羊蹄六人衆』を率いていた。なんか既視感がある。『Cyberpunk 2077』のゴロウ・タケムラに似ている気がする。結構イケメン。

燃え盛る怨念

斎藤は篤のことを「見せしめだ」と言って、燃え盛る銀杏の樹に刺し留めた。もしかして、このまま篤が焼け死んで、それが見せしめになるということ……?ひどいこと考えるねぇー!?

篤の一家はそんな仕打ちを受けるほどの事をしたのか?それとも単に羊蹄六人衆が残酷なだけ?何故このような悲劇に見舞われたのか、後々明らかになってほしい。

その後はどうやってか篤は生き残り、本土に渡り、壮絶な人生を送りながら復讐のために蝦夷に帰ってきたらしい。そりゃあんな目にあったら、その恨みはさぞや深かろう。わかる。

斎藤率いる羊蹄六人衆

そうして復讐の怨霊となった篤の物語が始まる。標的は斎藤率いる『羊蹄六人衆』

蛇、鬼、狐、蜘蛛、龍、そして斎藤。斎藤だけ斎藤ってw と思っていたが、江戸のはじめのこの時代、苗字があるということは結構良いとこの方か?

最初の標的は『蛇』。斎藤に刺された篤を最後までニヤついて見ていた奴だ。これまでの旅で、篤はすでに蛇の居場所を突き止めていた様子。

襷のような布にターゲットの名前を書いて、さあ恨みを晴らしに行くとしよう。

蛇の棲む村

村に行くと、斎藤の手下たちが馬に石を投げて遊んでいた。可哀想なことするな!動物愛護団体が黙ってねぇぞ!

馬を助けた篤に、チンピラたちはニヤつきながら近づいてくる。無防備に。慢心しながら。篤がどんな人間かも知らないで。そんな男を篤は ───

問答無用で斬り殺す。誉れ~?とっくに浜で捨てたが~?

これが最初の戦闘。いわゆるチュートリアル。難易度はノーマルだし、楽勝楽勝。こちとら対馬の蒙古相手に散々 ドーシヨ!! ドーシヨォ~!! してきたっつーの。チンハルオ!!

それにしても、『Ghost of Tsushima』と比べて剣戟の音が鋭い気がする。敵の動きもコンパクトで事の起こりが見づらい。久しぶりだからか?なんか、あの、ちょっと攻撃食らっちゃうんだけど…!ちょっと待って攻撃するのやめてあのタンマ!ちょっとタンマ!一旦話し合お ───

ンアーーッ!!!!(死)

まさか雑魚に殺されるとはね。予想外だったけど、二度目はさくっと殺ってやりましたよ。二度と歯向かうんじゃねぇぞ!

最初の仇討ち

ニチャァア

蛇は村外れの小屋で仲間たちと酒盛りをしていた。松明を持った篤を見てもニヤニヤしながら、煙管に火を点けてくれなどとのたまっている。舐め腐ってるねぇ!!

悔しいけどちょっと格好いい

蛇との一騎打ちは白熱した。やっぱり仇との一騎打ちは燃えるね!アサクリシャドウズでは物語性が重視されたのか、仇がめちゃくちゃ弱くてがっかりしたので、ボス相当の敵が強いのはすごく良い。

恐怖のあまり幼子に戻ってしまう篤

終始優勢で戦いを進めた篤こと私 (プレイヤー) でしたが、蛇の放った黄金に光る技に動揺した瞬間、組み伏せられてしまった。何その技!?対馬では見なかった!!ここ 300 年で編み出された感じ!?

篤はそのまま腹を刺され、もはやこれまでか。あなや。と思いきや、蛇の腰の小刀を奪って滅多刺しに。そのまま蛇共々絶命した。いきなり凄絶。

えっ、もしかしてこのまま『Ghost of Yōtei』完?

チビるかと思った

からの、生きてました!…………なぜ?

周りに集まって来ていた村人たち曰く、篤は死んだのに蘇ったと思われている様子。お腹を刺されても死ななかったってこと?それとも死んでたのに蘇った……?回生した?そんなことないよね?死んでなかっただけだよね?何にせよ相当重症なはずだけど。

篤は蛇の血がついた刀で名前を拭い、ひとり目の復讐を完了した。かぁ~っこいい~!そうやって完了をマークしていくのね!洒落てるねぇ!

こうして村を救ったと言っても過言ではない篤は、村人たちから「亡霊」だの「怨霊」だの陰口を叩かれながら、這々の体で村を去った。救った馬だけは篤のことを待っていてくれていた。いい子だね。馬には誰が恩人か分かってるんだね。賢いね。馬ゲットだぜ!

篤の生家へ

村を出た篤は自身の生まれ育った家の向かって馬を走らせる。腹の傷はもうすっかり良い様子。そ、そんなことある?こまけぇこたぁ良いんだよ?

それにしても映像が物凄い綺麗!!『Ghost of Yōtei』の景色は和風なのに色鮮やかで感動してしまった。蝦夷の大地を駆け抜けて、かつての生家を一望する丘でロゴがドーン!たまらねぇ!

プロローグで早速仇のひとり目をやれたのは意外だったけど、残る 5 人、明日から元気に殺っていきたいと思います。まずは斎藤に焼かれたお家に帰ろう。

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