羊蹄山の麓をふらふらしながら、馬を手に入れたり、温泉に入ったり、宮本と思われる武蔵さんと死合いをして暮らしてきた篤。そろそろ護符をきちんと装備しようと決意して、今日は護符を取りに行きます。
さしあたって、最初から見えていたけど面倒そうで見ないふりをしていた、一番でかい山を目指します。
羊蹄山の護符

そう、目指すは羊蹄山の頂。
かつて両親が幼い篤にしてくれた話を思い出す。両親は、篤と十兵衛ががまだお腹の中に居た頃、あの羊蹄山に登ったらしい。体力オバケかよ。途中で小さな銀杏の木があって、山頂についた頃にはお母の足が腫れて草履が脱げないほどだったと。そりゃそうよ。腹がデカいよ!二匹の狼入ってるのかい!

そして、こちらが 16 年寝かせた銀杏の木になります。
これがお父とお母が言ってた銀杏の木だ。全然関係ないけど、「銀杏」て「イチョウ」って読むか「ギンナン」て読むか迷うよね。葉っぱはイチョウって言うけど、実はギンナン。
葉を主体で見ているか、実を主体で見ているかで、出てくる言葉が違う気がする。俺ァ食いしん坊だからよォ~、ついついギンナンて読んじまうんだ。でも多分、木そのものを指す時はイチョウだよね。

羊蹄山の頂上は絶景だった!篤も「時に飲まれたような場所だ。」と言っていた。よっ、詩人!素敵すぎる表現。

とにかくデカい。映画『君の名は。』を思い出すような地形していた。ここでなー!?瀧と三葉がなー!?

羊蹄神社にお参りをして、父と母の護符をゲット。父の護符は刀で戦う時に、母の護符は弓で戦う時に使えそうだった。こういう時に、ちゃんと護符のスクリーンショットを撮っておけよなと思いませんか!?僕は思います!!
他にも後回しにしていた神社をいくつか周って、護符を回収していく。もはやカードショップに売るくらい持っていると言っても過言ではない。はたまたメルカリで売るか。
お父に習った絵を描く

各地を巡っていくなかで、篤は時々絵を描く。絶景だったり、面白いものが見える場所で墨絵を描くのだけど、これがいちいち結構上手い。味がある。

実は、篤の絵はお父に習ったものだった。庭の銀杏の木を描いて褒められて、篤はちょっと照れて謙遜していた。

幼い頃の篤は、お父の絵も描いた。出来に自信がない様子の篤に、お父は「篤が自分を見てくれただけで嬉しいよ。」と言ってくれた。お父……。

この時描いた銀杏とお父の絵は、今でも篤の生家に飾ってある。お父のビジュが絵として残っているのは、少しだけ救いになるかもしれない。もちろん、生きていてくれたらもっと良い。一番良い。でも、それはもう叶わない。せめて絵だけでも。
これからも篤は絵を描いていく。そのたびに、少しだけお父の事を思い出しながら。
お母に習った銭弾き


三味線の引手だったお母からは『銭弾き』という遊びを習った。要は小銭でやるおはじきだ。お母は銭弾きが大層上手だったらしく、篤曰く、蝦夷地で一番。

実は、とある宿場でお母の賭博師としての話が聞ける。
目立たない女性だったが、気づいたときには銭弾きで皆を一文無しにして、荒稼ぎしていたらし。子供二人を食わせるために銭が要る、と。お母だ。
蝦夷地で一番というのも、あながち言い過ぎではないのかもしれない。
お母の教えてくれた銭弾きで、俺、今日も銭には困らないで過ごせてるよ……。アザス……。
狼の巣穴を巡る

蝦夷地のあちらこちらに、狼の巣穴がある。
斎藤は狼狩りに精を出しているらしく、狼の巣穴の前には大体斎藤一派と狼の死体が転がっている。なぜ狼を狩るのか……。
経緯はわからないけど、篤は『狼の姫』と呼ばれてる。刀の鍔も二頭の狼だ。オープニングでも、篤が生家に帰ってきた時も狼が近くに居た。だからなのか、狼はなんだか特別な生き物に思えてしまう。ワンチャン、弟である十兵衛の生まれ変わりかも知れんし。大事にしたい。

狼の巣穴を見つけると、その巣穴を攻撃した斎藤一派の元まで案内してくれて、そいつらを倒す!というミニイベントが発生する。
クリアすると狼関連のスキルツリーを伸ばせるポイントが貰える。狼のスキルを取っていくと、狼が一緒に戦ってくれたり、倒れてしまった篤を起こしてくれるようになる。きゃんわいい~!!
狼大好きなので、積極的に巣穴を探していきたい。最終的には、常に狼が隣りにいて欲しい。
手配書が豪華になっていく悦び

羊蹄六人衆の『蛇』を斬ったことにより、斎藤に手配書を出されてしまった篤。
最初は『遺恨の用心棒』として貼り出されていたけど、斎藤の陣を壊したり、絡んでくる浪人を斬ったり、賞金首を狩ったりしているうちに、手配書がグレードアップしていた。

今は『悪心の狩人』である。Fu~!格好良いぜ!賞金も上がっている。
一般的な賞金首 (一般的な賞金首ってなんだ) の価格が 750 文やそこらなので、2,500 文という篤の賞金は破格の設定だ。賞金稼ぎが喜びすぎてウレションしながら近寄ってくる額。それだけ斎藤が篤を邪魔に思っているということ。
絵も少し緻密になってきている。今後ももっともっと悪人を斬って、ばんばん賞金額を上げていきたいね!目指せ 1 億ベリー!
知らない女を取り合う

野山を駆け回っていたら、突然爆発とともに現れた、知らない男に呼び止められた。絶対変なやつだ!な、なんですか!?
男は言った。突然。やはりお前は薫 (かおる) に相応しくない!と。薫を幸せにするのはどちらか、決着をつけようと。
んっ!?何の話!?

人違いだと伝えてみるも、まったく話が噛み合わない。精一杯察してみるに、この男は誰かと薫さんを取り合っていて、どちらが相応しいか決めるためにそいつをここに呼び出して待っていた?でも篤をその相手と間違えるくらいだから、相手を直接は知らない様子?何々、待って、とにかく何にもわからない。
頭に特大のはてなを浮かべながら話を続けていると、男は勝手に納得して、薫を絶対に幸せにすると誓って帰っていった。篤が譲る形になったっぽい。あんだぁ?しかもちょっと距離が縮まったようで、男は刀の装具をくれた。

最初から最後まで、何もわからなかった。何もわからなさ過ぎて、ちょっと面白くて、ついついこうしてブログに書いてしまった。読んでいる方も何もわからないと思う。申し訳ない。
話が通じないやつが、この世でいっちゃん恐ろしいんだから。熊より怖かったよ。
人呼んで蝦夷地の熊

エイ!ヤー!なんとか、なれー!今日も青空の下に稽古の声が響く。
爽やかな汗をきらめかせながら、刀を降るのは万十郎 (まんじゅうろう)。人呼んで、『蝦夷地の熊』である。こいつもフィールドを駆け回っていたら偶然出会った。
万ちゃんが何故鍛錬に励んでいるかというと、斎藤に認められて侍に引き立ててもらうためだと言う。蝦夷地にはこういう輩が結構居る。斎藤の侍になりたがる輩が。

斎藤は出自や身分問わず、有能なものは誰でも侍として召し抱える。そうして斎藤の唱える大義のために戦うことが出来る。
何者でもない自分を変えようとせず、何か大きなものの命令に従うことで安心する人は今も昔も少なくない。安直な道だ。ブラック企業がなくならない遠因だと思う。
万ちゃんがそんな人間かはわからないけど、とにかく彼は斎藤の侍になるために刀の鍛錬をしていた。

篤が賞金額だということもバレていたが、少し脅しつけたら尻尾を巻いて逃げていった。命拾いしたな。
この蝦夷地の熊こと万十郎、実はこの先で再び出会う。その先があるのかはまだ分からないけど、なんとなく、万十郎のことは印象に残ったイベントだった。
そろそろ仇を撃ちに
さて!護符も整えたし、フィールドも結構駆け回った。そろそろふたり目の仇くらい撃ちたいし、いい加減『狐』の居る天塩ヶ丘に向かうか。天塩ヶ丘にはヌプル川を上流へと進み続ければ良いらしい。ヌプヌプ川ねぇ~。
明日から長い旅になりそうだし、今日は宿屋でゆっくり休みますか。宿に入って、お話ができる人からは色々と話を聞いて。

えっ!?ここから南に妖の屋敷がある!?死んだはずの武士の霊が出る!?で、伝説の鎧!?行きます!!
次回、怨霊バトル!どっちが本当の怨霊か思い知らせてやるぜ!