蛇への復讐を終えた篤 (あつ) が馬を走らせ向かったのは、自身の生まれ育った家だった。物語の冒頭で斎藤率いる羊蹄六人衆に焼き払われた家。忌まわしい記憶の残る家。
丘から見下ろす家は焼き払われたままで、誰かが住んでいるということもなさそう。
まずはあそこに行ってみよう。
荒れ果てた生家


遠くから見た感じそのままで、家は荒れ果てていた。意を決して篤が門をくぐると、風とともに幼い頃の情景がぶわっと広がる演出、良かったよねぇ!?鳥肌立っちゃったよ。


今は荒れ果てて、お父もお母も居ない。幸せだった篤の幼少期を思い返しながら、過去と今の落差が染み入ってくる。寂しいな。

篤のお父は刀鍛冶で、お母は三味線の名手だった。あと、どうやら篤には双子の兄弟が居た様子。兄だか弟だかはわからなかったけど、兄っぽい雰囲気?名前は十兵衛 (ジュウベエ) という。
十兵衛は侍になりたがっていた。蝦夷の人々を守りたいと。庭にこっそり、鎧を買うためのお金を埋めて隠したりしていた。可愛い。十兵衛……。


みんなで幸せに暮らしてたのにな……。
本当に許せねえよ。斎藤ってやつ。一家皆殺しの火付けって。一体何をしたっていうのか。
謎の狼ちゃん

荒れ果てた庭の草を抜いて、十兵衛のへそくりを掘り起こして、家族のお墓を整えて決意を新たにする篤。

すると出てきたとっとこ狼。あらぁ~!?可愛いねぇ~!!どちたの~!?
冒頭のシーンでも狼が出てきたし、篤自身も斎藤や蛇に「狼の姫」と呼ばれていた。刀の鍔も双子の狼。『Ghost of Yōtei』では狼がなにかシンボリックな生き物の様子。
そういえば、蛇との戦いで火縄銃を突きつけられた時も、狼が助けてくれたっけ。あの時は死んだかと思った。
もしかして、十兵衛の生まれ変わりか……?十兵衛狼……ジュベロウと呼ぶか?
羊蹄六人衆からの文

家の中には羊蹄六人衆からの警告文が打ち付けてあった。
曰く、主君への背信の咎によって身内共々焼かれた。ここに足を踏み入れると呪われるぞ、と。
どおりで誰も住んでないと思った!こんな良い土地が放置されてるなんておかしいと思ったんよ!でも良かった。おかげで篤はまたこの家に帰って来ることができた。
ここを復旧する要素とかもあるのかな?おうち綺麗にしたーい。
アイヌとの邂逅

ひとしきり家を探索して、さて次はどこに行こうかなと周辺の地域を見渡していると、家のすぐ裏手に何やら人がたむろしている。

敵か!?と思いこそこそ近づいてみると、アイヌの商人たちだった!良かった、友好 NPC だ。アイヌの友たちは篤を暖かく迎えてくれて、ちょっとした小話や売り物を見せてくれた。

激烈にダサいカブトムシの被り物がちょっと気になったものの、文 (モン) ではない謎の通貨を要求されて買えなかった。じゃあなんスか?俺はカブトムシにはなれないってことスか?
アイヌたちからはひとつ有益な話を聞けた。

この地は今、斎藤率いる羊蹄六人衆と『松前』と呼ばれる一派が争っている様子。一方は、自分たちこそが蝦夷の地を支配するに相応しいと考えている羊蹄六人衆。対して、江戸幕府からアイヌ民族との交易独占権を許可された松前藩の対立という縮図っぽい。
このあたりは ChatGPT に訊いてみると詳しく教えてくれた。中々面白かったので、興味があればぜひ。
アイヌ達は来るものは拒まないが、争いたくはない。多くのアイヌが争いに巻き込まれるのを避けて、どこかに行ってしまったらしい。
地蔵を見つけた

アイヌのおっちゃん達と別れてから少し行くと、道に迷っている坊主を見つけた。この坊主、自分では気づいていないのか雨を降らせる能力を持っているかも知れん。近づくと絶対雨が降る。雨って最悪。

坊主と出会って地蔵を見つけた。新しいフィールドアクティビティだ!地蔵を見つけてお辞儀をかますとスキルポイントが得られる仕組みっぽい。アッス アッス
スキルポイントは超大事。これから斎藤一派と戦っていくうえで、戦闘の快適さはそのまま篤の QOL (クオリティ・オブ・ライフ) に直結する。地蔵は積極的に探していこう。いつか全ての技を収めるんだ!
次の目的地は宿屋

家の周りも少し探索したので、次は家からも見えていた宿屋に行ってみようかと思う。そこで羊蹄六人衆の手がかりが手に入るかも知れないと、篤も言っていた。
そういえば先程出会った坊主が、宿屋は斎藤一派に乗っ取られたと言っていたし、いっちょ皆殺しにして宿屋でも救っちゃいますか!