前回のあらすじ
丹生山の頂上にある明要寺を占拠する百鬼衆の一人、雄牛・別所治正の足跡を追い、ついにその姿を捉えた奈緒江と弥助。戦を捨てたはずの僧たちを強引に連れ戻し、再び戦乱に巻き込もうとする雄牛の動機には、羽柴秀吉による三木合戦の因縁があった。
雄牛のかつての同志中村忠滋との再会も虚しく、理念の違いは平行線。次なる目的地は平井山城と三木城。戦の火種が、再び燃え上がる。
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平井山城とちいさな刺客

雄牛の策を暴くために、まずは周辺の平井山城に潜入。平井山城には三木城の配陣図があった。これで雄牛の布陣がわかったぞ。
配陣図を見ていると、奈緒江の背後から刺客が迫ってきた。思わず反撃しそうになった奈緒江が目にしたその刺客は、なんと子供だった。

子供は奈緒江を殺そうとしていたが、それが失敗に終わると速攻で土下座に切り替えて許しを請うてきた。お、俺そういう奴すげぇ嫌いだな~~~!
こいつは雄牛の手下である小角に憧れて雄牛 fam に入って、手柄を立てようと奈緒江に手を出そうとしたらしい。あなた……覚悟して来てる人……ですよね。人を始末しようとするって事は、逆に始末されるかもしれないという危険を常に覚悟して来ている人ってわけですよね……。

子供とはいえこちらを殺そうと近づき、それにバレたらお許しをってか?コンプラさえなければ然るべき対応を取りたかったところだが、SNS が発達したこの時代に感謝するんだな。教海寺という寺に行けば保護してもらえるから、そこに行きな。
不本意な許しを与えてやったと言うのに、ガキは何も言わずに走って逃げていった。奈緒江が最後に呼び止めていたのに無視して逃げたところを見ると、多分あいつは教海寺に行かないのではないだろうか。奈緒江のことを雄牛に報告して、雄牛 fam の中での地位を上げようとしそう。
教海寺で次の一手を話し合う

配陣図を見つけた奈緒江は教海寺の中村忠滋を訪ねて、次の一手について話し合った。
配陣図から読み取れることは、雄牛が居る三木城を攻めるのは並大抵のことではないこと。羽柴秀吉ですら兵糧攻めで何年も時間がかかったほどだ。

ここで奈緒江の経験が活きる!荷物に紛れて侵入するのはどうでしょう?本能寺で織田信長を討った実績もあります!採用!ということで、三木城に荷を差配している、斗々屋 (ととや) の末蔵 (すえぞう) という男にコンタクトをとることにした。
さらに平井山城に忍び込んだ際に反雄牛派の噂も聞いたので、そちらも当たってみることに。なんでも、雄牛に逆らって罰を受けそうになり逃げ出した奴が居るとか。そいつを仲間に引き込もうって寸法よ。
雄牛に歯向かう者を探せ

反雄牛派を探して彷徨っていると、浪人が雄牛 fam に襲われていたので、こっそり参加して手助けしてやった。
奈緒江は浪人に雄牛を倒す手伝いをしてくれと頼んだが、浪人は既に厄介事を抱えているので手伝えないと答えた。で、出たこのパターン!前も仏像取りに行かされた!

浪人の話を聞くと、反雄牛派の人達は浪人を除いて全員、三木城に連れ戻されてしまった様子。さらに浪人の兄弟同然の征久 (ゆきひさ) が神吉城 (かんきじょう) に捕らわれているらしく、まずはそちらを助けに行くことになってしまった。
浪人の名は小四郎 (こしろう) と言うらしく、お互いに名を交わし合って別れた。
それにしても、仇の雄牛の手下の噂話の浪人の Bro 同然の人を助けに行くこの状況……一体なんなんだ……。わらしべ人助けかよ。友達の兄弟の知り合いの親の親戚の知り合いくらい遠いところまで来てしまった。関係性が遠すぎる。
小四郎の親友、畑山征久

反雄牛派の浪人である小四郎の協力を取り付けるため、まずは小四郎の兄弟同然の征久を救い出さねばと神吉城へ侵入した奈緒江。神吉城の最奥まで行くと件の畑山征久が居たが、なんか敵っぽいマークついてる……。しかも近くに倒れて蠢いている人がおる。あれもしかして小四郎か?
小四郎のダチなら当然のように立ち位置も一緒かと思ったけど、もしかして征久さん、反雄牛派ではなく雄牛 fam の方???全然捕らわれてなさそうですけど……。
そーっと近寄ってみると、近くに倒れて蠢いていたのは小四郎だった。征久にコテンパンにやられている!やっべー!ピンチじゃん!よく合わせる顔があったなとか言われている!痴話喧嘩みたいなの始まっとる!話が見えないけど、とりあえず奈緒江も顔を出すか。

近づいて行くと、突然征久が刀を使ったブレイクダンスを披露してきた。えっ、もしかして今回はダンスバトルか?アサクリシャドウズにはそういうのもある?

思わずしゃがんで見入っていたら、突然斬られた。あんだぁ!?てめぇ!!この卑怯者!!なんすかこれ!!こんなの許されるんすか!?やたら変な動きしてたけど、みんなは斬られなかった?バグか?

結局戦って征久を倒すと、やはり彼はすっかり雄牛派になっていた。貴様らはやり返す機会すら奪うのか!と。雄牛の口車に乗せられたか。愚か者め。てか頭やばくない?めっちゃひじき付いてるけど。
雄牛は逃げた者を無理矢理連れ戻して、強制的に戦いへと加えようとしている。そして、その意にそぐわない者は敵と見做して追い詰める。それでも雄牛の主張には大義がある。自分たちの城を奪った羽柴秀吉に復習し、失ったものを取り返すという大義が。
先の丹生山での光景しかり、征久しかり、『大義』と共に居ることで、自分でも何かを成せると思う者も居るようだ。何者でもない自分でも、武功さえ上げれば何者かになれると思うのだろうか。
征久は散々喚いていたが、もう戦えそうにない。小四郎は征久の処遇を奈緒江に任せてきた。許したら恩義を感じてワンチャン反雄牛派にならないか期待して見逃してみたが、悪態をつきながらどこかに去っていった。み、見逃し損~~~!二周目では絶対に逃してやらんからな!覚えてろ!

征久を仲間にすることは叶わなかったが、小四郎は約束通り打倒・雄牛に力を貸してくれることになった。
斗々屋の末造との出会い

打倒・雄牛を成し遂げるための仲間は得ることができた。あとは雄牛が居を構える難攻不落の城である三木城へ潜入するため、商人からの協力を取り付けなくてはならない。荷物に紛れて侵入するのは、本能寺で学んだお馴染みのやり方だ。
斗々屋 (ととや) の末蔵 (すえぞう)。ちょっと日に焼けてるイケメンだ。あなた本当にかなりイケメンじゃない!?ちょい悪オヤジな感じが如何にもモテそう。この時代で初めてイケメン見た気がする。斗々屋って屋号も可愛い。その顔で斗々屋か。ギャップ萌えだね。

末蔵は雄牛の大義などに興味はなく、金さえ稼げれば良いという金の亡者で有名だ。雄牛の兵たちも噂していた。そんな態度なので、雄牛は近々末蔵の役割を別の人間に任せようとしているらしい。
ただ末蔵がクビになるだけなのか、それとも末蔵がとんでもねぇ目に合うのかはわからないけど、あの雄牛のことだし、ただで済むことはなさそう。文字通り首になったりして。
そんな末蔵だけど、雄牛と話くらいはするようで、奈緒江の活躍 (?) も雄牛から直々に聞いていた。曰く、雄牛の軍勢を相手に一切引けを取らなかったと。おかしいな……奈緒江と雄牛はまだ出会ってないし、小四郎を助けた時にいた雄牛 fam は全滅させたし、まだ雄牛の軍勢とはやり合ってないと思ったけど……。
細かいことは置いておいて、三木城に忍び込むための手引をするための条件は、まさにこの末蔵の代わりとなる予定の荷駄頭 (にだがしら) を始末すること。代わりになる人さえ居なくなれば、末蔵を替えたくても替えられないもんね。
高砂神社で荷駄頭の行方を追え

んじゃー、いっちょ殺ってやりますか。その荷駄頭ってやつを。で、そいつは何処に居るんで?とマップを見てみると、すぐ隣の高砂神社が目的地になっていた。暗殺目標とお隣さんなの!?と驚いてしまったが、ここに荷駄頭が居るわけではなく、居場所を突き止めるためのクエストアイテムがある様子。びっくりさせやがって。
かつて次の目的地がこんなに近かったことがあろうか。いやない。移動楽すぎワロタw
モブを始末して、ついでに雄牛の手紙を読む。やはり雄牛は末蔵を信用していなかった様子。さらに、荷駄頭の居場所と、その荷物がめちゃくちゃ大事な物だということも分かった。げぇっへっへ、今から奈緒江が根こそぎ奪いに行きますからね。
あとがき
雄牛討伐準備編。小角に憧れるガキ、反雄牛派の浪人・小四郎、斗々屋の末造と色んな人が出てきた。
このあたりをプレイ中に課金武器『波濤の短刀』を買って使ってみたので、機会があったらそのこともログにしておきたいな。