前回のあらすじ
ホグワーツ魔法学校に途中入学するために空飛ぶ馬車で向かっていた主人公。恩師であるフィグ先生と魔法省の高官であるジョージと和やかに談笑していると、突如としてドラゴンに襲われ馬車は半壊、ジョージ全壊、立ち込める暗雲。空中に放り出され危機一髪だった主人公とフィグ先生は、謎のポートキーでどこかに飛ばされ這々の体でドラゴンからなんとか逃げ切った。
ここはどこ

フィグ先生の奥さんであるミリアム夫人が、ジョージに託した筒の中に入っていた鍵はポートキーだった。ドラゴンの襲来を受けながらもなんとか守り抜いたポートキーによって飛ばされた先は、断崖絶壁の孤島にような場所。一体ここは……。素敵な景色ねぇ~。
もう少しここを調べてみたいというフィグ先生に付き合って、終点と思われる場所まで行ってみることに。
はじめての魔法

道中で謎の壁を発見!氷のように見えるものの冷たくはなく、フィグ先生曰く魔法の壁だそうだ。「ぶっ壊して進もう。基礎魔法を撃ってみなさい。」と先生が仰るので、ここではじめての魔法タイム!!
謎の赤い……なんだろう……魔力?みたいなものが素早く飛んで行く。これが魔法!!なるほど、これが弱パンチってわけね~。

何度か壁に魔法を当てたら障壁は砕け散った。思ったより「爆散」て感じで、結構近くに立っていたフィグ先生は無事だっただろうか。めちゃくちゃ光ったし破片も結構飛び散ったけど。もうちょっと離れてから壊したほうが良いわね。
いざ廃墟探索

さらに進んで廃墟の手前まで来たものの、道が崩れている!!とここで我らがフィグ先生。ひとこと「レパロ」と叫んだ。正確には「レパァロォウ」と叫んだ。すると岩が舞い、あっという間に道が修復されてしまった。
す、す、す、すげぇ!!さすが先生!!格の違いを見せつけてくる!!やっぱ大人は尊敬できないとなー!?ちょっと質量保存の法則に反する気もするけど、まあ良いでしょう!!魔法だからね!!真理も見逃してくれるでしょう!!

廃墟までたどり着いた一行は何か手がかりがないか探してみようということで各々自由行動。ここで二手に分かれよう。

謎の壁画を見つけた。描かれているのは占い師のようだ。

像も見つけた。おそらく壁画に描かれていた占い師を同一人物だろう。フィグ先生はこの廃墟を、この占い師の住処だったのだろうと推測しているけども、そうなるとこの人は自分の壁画と像に囲まれて暮らしていたのか……?ハッハァ~ン、さてはナルシストだな?

黒いカモノハシみたいな動物と、鳥よけバルーンの擬人化みたいな人形が断崖に飾ってあった。可愛いとこあるじゃねえか。お人形さんに海を見せてあげてるんでちゅか?素敵……。後ろの宝箱にはちょっとした小銭が入っていた。しけてやがんな。

さらに探索を続けると、道中で道を塞いでいた魔法の結晶を見つけた。位置的にも最奥にあたるので、ここが探索の目的地でしょう。僕は詳しいんだ。


近づいてみると結晶が広がって、向こう側に豪華な屋敷の内部のような景色が見える。そして中心にはポートキーの入っていた筒と同じ紋章と光が。向こう側の景色も紋章もフィグ先生には見えない様子。
これは筒の時と同じように主人公のチカラが鍵になっていると見た。察しの良い主人公が紋章に向かって手を近づけると……。
グリンゴッツ銀行と怖い小鬼

映り込んでいた謎の部屋にワープした!またワープかよ!

部屋の中にはいびきをかいて寝ているゴブリンがひとり居た。フィグ先生が英国紳士の慎ましやかさを発揮してたび重なる咳払いで起こすと、満面の笑みで出迎えてくれた。それにしても爪が長いのよ。ギャルかよ。ギャルリンだよ。切りな。

どうやらここはグリンゴッツ銀行で、このゴブリンは 12 番金庫の担当らしい。グリンゴッツ銀行って、映画ではめちゃくちゃ良い立地に建ってた魔法界一の大手銀行だよね?こんな半洞窟みたいなとこだったっけ?ホグワーツ・レガシーは年代が古い舞台だからか?今は大手のあの企業も昔は軒先でひとり商売だった的な?

と思っていたら、すでにこの時代でもグリンゴッツ銀行はかなり大きく、しかも歴史も古い様子。色々疑問はあるものの、どうやらポートキーがそのまま 12 番金庫の鍵だったようで、ひとまず金庫に向かうことに。

道中の会話で判明したところによると、どうやら先ほどワープしてきた入り口は特別な顧客専用の入り口で、大きな富かチカラ、またはその両方を持っている場合に割り当てられるらしい。ということは、あの廃墟を住処していた謎の占い師がそれに該当するということ……?
12 番金庫の持ち主はその占い師なのか……?ミリアム夫人ではなさそうだし、そもそも夫人はどこでどうやってこの鍵を手に入れたんだろう……?そして話の流れからゴブリンのランロクもこの鍵、もしくは金庫の中身を狙っているということ……?

12 番金庫はグリンゴッツ銀行設立時の金庫で、金庫群の中でも奥の方にあるという。しかも少なくともこの 200 年は誰も開けに来なかったらしい。き、気になるー!!何が入ってるんだ!?そしてそんな金庫鍵を何故ミリアムは持っていたんだ!?盗んだのか!?

そうこうしていると、見張りっぽい警備ゴブリンに途中で止められた。こいつもギャルのような爪をしている。何番金庫に向かうのかと訊かれ、受付ゴブリンが嬉しそうに 12 番だと答えた。とうとうこの日が来た、と。

ただの確認だったようにも思えたが、主人公の目は誤魔化せないよ。どうやら光る腕輪が気になった様子。確かに警備ゴブリンは右腕に赤く光る腕輪をつけていた。主人公曰く、この赤い腕輪がドラゴンの首輪と同じような光り方をしていたので気になる、とのこと。ていうかよくドラゴンの首輪なんて見てたね!?
では、ここでドラゴンのシーンを振り返ってみましょう。

ほんまや……。めちゃくちゃデカイのつけとる……。この赤く光る首輪と同じ光を放つ腕輪を、さっきの警備ゴブリンも付けていたとのこと。もしかして、ペアルック……ってこと!?

そしてついに、長い移動を経て 12 番金庫に到着。ハリー・ポッターの映画では金庫同士はカプセルホテルのように配置されていたのに、この金庫はひとつでこんなに広大なスペースを取っている!しかもお洒落な広場までついてる。これだけで如何にこの金庫が特別かがわかる。なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
なにかしないと出られない部屋

受付ゴブリンがポートキーを使って金庫を開けてくれた。本当にこれが金庫の鍵だったのか。ポートキーでもあり、金庫の鍵でもある。クレジットカードでもあり、デビットカードでもあるみたいなものか。

主人公とフィグ先生が中に入ると、受付ゴブリンが金庫の持ち主の指示にしたがって扉を外から閉めおった!!そんな気はしていたよ!!ていうか誰だよその指示を出したのは!!

謎、なぞ、ナゾ、そしてまた謎。あのぉ~、僕今日ホグワーツに入学しないといけないんですけどぉ~……時間がぁ~……。などと言いたくもなるが、とりあえず進むしか無い。

駆け足で行きましょう。
新しい呪文だレベリオ!扉だ!また紋章だ!タッチ・アンド・ゴー!

またワープ!暗い!ここどこ!ルーモス!まぶしっ!離れるんじゃないぞ!
おわりに
というところで、今回はここまで。
今のところ謎に謎を重ねてきており、はてなが飛びまくっている状況。気になることが多すぎる!はやく、はやく真相が知りたい!
馬車が順調だったら今ごろホグワーツ城に着いてたのかな。入学初日から大遅刻するような気がするけど、いきなり退学になったりしないと良いな……。
それではまた、次の記事で。