ナイトシティを牛耳る超巨大企業である『アラサカ』の防諜部に勤めていたエリート “V (ヴィー)” だが、ライバルを暗殺しようとした上司の依頼を断りきれず一瞬ですべてを失ってしまった。
アサラカの社員でなくなったヴィーは何者かになるため、相棒ジャッキーと共にこのナイトシティで成り上がっていくことを決意した。
というのが、前回のあらすじ。
オープニングがめちゃくちゃ良い
『Cyberpunk 2077』はオープニングムービーがとにかく最高。絶対に見てほしい。ここにすべてが詰まっていると言っても過言ではない。……ちょっと過言かもしれない。いやでもそれほど最高の「ヴィーとジャッキーの半年」がダイジェストされている。
「ハロー、ナイトシティ…!」
軽快で軽薄そうな男の台詞と共に音楽が始まり、ナイトシティという街の紹介。そしてすべてを失ったヴィーがその後、相棒のジャッキーとどのような生活を送ってきたかがダイジェストムービーとして流れる。エモい。
ヴィーを住まわせてあげるジャッキー

貯金も住む家もなくなったヴィーを自分の家に連れてきてくれるジャッキー。ママも紹介してくれる。良い奴だよ本当に……。俺が借りぐらしのヴィーエッティよ。

アラサカのスーツも脱いでないヴィー。おそらく、リジーズ・バーでサイバー的な意味でぼこぼこにされたすぐ後のシーンではないだろうか。心なしか表情もしょぼくれている。
仕事をするヴィーとジャッキー

ブレインダンスに興じる金持ちそうな男のスーツケースを奪ったり

パドレというフィクサーへ顔を繋いでもらったり。

ヴィーの愛車を買ったり。

後にめちゃくちゃお世話になる、ヴィクターというリパードクを紹介してもらったり。

一緒にクラブで踊ったり。

殴られて歯が折れたり。

アラサカスーツの上着を脱いで、荒くれ者としてちょっと馴染んできたような気がしたり。

稼いだ金で装備をきちんと整えたりと、ふたりで仕事をして、着々と稼いでいる様子が描かれている。アラサカで上司のご機嫌を取ってストレスで吐いていたヴィーは、徐々に荒くれ者たちの街ナイトシティに馴染んできている様子。

そしてついに、お金が溜まったのかジャッキーの家を出るヴィー。ジャッキーは勿論、突然家に来た謎の男を嫌な顔せずに迎え入れてくれたジャッキーのママにも深い感謝が湧いてくるシーン。長い間、クソお世話になりました!
ボロボロの城を手に入れた

そしてジャッキーの家を出たヴィーは自分の部屋を手に入れた。ここがヴィーの自室。ゲームが始まるとすでに片付けられて綺麗になっている部屋しか見られないけど、オープニングムービーではまだ何もなくて本当に越してきただけの状態が見られる。
まるで廃墟ザマス……。

何もない。だがそれが良い。持ち物はバッグひとつ。かぁ~っく良い~!
あとがき
本当は今回からゲーム本編の続きを書いていこうと考えていたのだけど、オープニングムービーが最高すぎてひと記事挟んでしまった。いやでも仕方ない、これは仕方なくない!?エモすぎんでしょ。
ゲームでは自由にムービーを見られるわけではないので、シーンがパッパッと切り替わってしまうとじっくり見ることも難しい。このムービーを自室のテレビとかで流してもらえないですかねぇ!?
ほんの 1 分半くらいのダイジェストムービーだけどここが本当に好きで、何度見てもここで胸が詰まってしまうんよな……。