前回のあらすじ
奈緒江は隠れ家を手に入れ、広大な敷地を探索する中で九字切りポイントを発見。九字切りは過去を知るだけでなく、スキル習得にも関わる重要な儀式だった。初めての戦で命を奪い苦悩する奈緒江を、父は静かに見守りながらも、さらなる修行を課す。
その第一歩として、彼女は九字切りを習得し、おばばことまつの秘伝を学ぶことに。忍びとしての本格的な成長が始まる中、奈緒江の決意が強まっていく──。

九字切りポイントをまた発見!堺に行かず忍びの道へ
フィールドをうろうろしていたら、またしても九字切りポイントを見つけてしまった。堺に行かず九字切りばかりしている。
天正七年十一月の伊賀、百地三太夫からの試練

今回の記憶は天正七年 十一月の伊賀。前回の九字切りで見た記憶の少しあとっぽい。前回はおばばことまつから秘伝を教わったが、今回は百地三太夫から鈎縄をもらった。
忍びとして認められ始める奈緒江


近くの監視塔から頼りがないので見に行ってくれという話だったが、百地三太夫が奈緒江を忍びとして認め始めているエピソードだった。村の皆が、幼い奈緒江を可愛がりながらも、ある程度一人前としても見始めている。そんな微妙な年頃の雰囲気がよく出ていたように思える。
監視塔は皆殺しにされて織田軍に占領されていたけど、あとは百地さんがなんとかしてくれるでしょう。
奈緒江、修行の日々と成長の軌跡





月日は過ぎ、奈緒江の村での様子がダイジェストで流れた。これがんま~~~良かった。
奈緒江はクナイを投げ、木を登り、隠密を磨き、父と笛を吹き、岩壁を登り、殺陣を繰り広げ、修行に明け暮れていた。季節が冬から春、夏へと移り変わり、ちょうど秋へと差し掛かる頃、奈緒江はすっかり一流の忍びになっていた。
ひたむきに修行を重ねて、しっかり成長していく奈緒江、すごい。中々できるもんじゃねえよ。
ついに一流の忍びへ、そして評定衆の儀へ

その頃、ちょうどお父が評定衆の儀というものに出かけることになったらしい。評定衆の儀というものが何なのか良くわからないけど、なんと今回はお父だけでなく奈緒江も正式に招かれたとのこと!めでてえ!
伊賀の評定に加わることがどれほど名誉なことなのか、いまいちピンときていないけど、奈緒江は喜んでいた。小娘のときのように聞き耳をたてなくて良いとお父に言われて、評定を盗み聞きしていたのもバレていた様子。

こういうの、わかっていて放っておいてくれるお父のおおらかな感じ、本当に好き。童子の戯れは見て見ぬふりしてくれる感。奈緒江への愛情を感じる。
次の九字切りで伊賀の評定がどんなものか見られるかな?
