前回のあらすじ
奈緒江はとみの屋敷に戻り、父の死を伝えた後、織田信長の圧政で家族を失ったとみと再会。隠れ家を提供され、仲間に加わった門太と共に隠密を使いながら、最初のターゲットを決める。
さらに順次郎が仲間に加わり、新たな計画が始まる。次のターゲットは堺にいる二人のうちどちらにするか、選択の時が迫る。

隠れ家の広大な敷地と新たな発見

前回、隠れ家 (拠点) を手に入れて色々できるようになった。隠れ家はかなり広く、敷地内には畑や立派な桜、滝とちょっとした小川まである。こんな屋敷を持っているとみ、一体何者……?

隠れ家の敷地を散策していると、九字切りポイント発見!九字切りは奈緒江の過去が見られるだけではなく、スキルを取得するための知識ポイントにも影響があるので、積極的にやっていきたい。
奈緒江の苦悩と父親の思い

初めて戦に出て人の命を奪った奈緒江は、その重責から眠れなくなってしまっている様子。やべー顔してるもんな。そうそう、初めて殺ったあとは、そうなるのがセオリーだよね~。

そんな奈緒江の状態は、当然お父にはまるっとお見通し。父として、娘が戦の恐怖を味わわずに済むように、密かに願っていたと言ってくれた。お父のこういう真っ直ぐな言葉が、本当に心に響いてしまうんよな……。

だがしかし、戦は始まってしまった。織田信長は慈悲の心を持っていない。奈緒江もすでに戦に巻き込まれてしまっている。これを乗り越えるために、今後はより一層厳しく稽古していく、と父は言った。
さしあたって、今日は「最も恐るべき戦道具」の稽古をするらしい。その戦道具の名前は……。
その名は九字切り

って、九字切りかい!!九字切りそんな万能か!?UBI Soft 内に九字切り信者が居るのか?瞑想ブームで日本の禅 ─ZEN─が注目されたことはあったけど、九字切りもいつの間にか欧米でめっちゃ Cool なものとして捉えられてた?明鏡止水の心が何よりも強い武器ってか?やかましいわ。
マインドフルネスで瞑想やってますーて人はちょいちょい見るけど、心を落ち着けるために九字切ってますーなんて人、今まで生きてきてひとりしか会ったことないけどな……。

ともかく、奈緒江ここで初めて九字切りを習った。初めてやるのに、お父が横から「落ち着いて……静かに……心を……なんちゃら……かんちゃら……。」て延々と囁いてきて、ちょっと鬱陶しかったな。静かにしてくれや。こっちは集中してんのよ。
九字切りの習得と奈緒江の成長

九字切りを瞬時にマスターして世の中をありのままに見えるようになった奈緒江は、人の命を奪った苦しみを秒で乗り越えていた。おもしれー女。
もう何も怖くなくなった奈緒江は、お父の言いつけでおばばことまつと、百地三太夫からも稽古をつけてもらうことになった。まずはおばばのところに行って、おばば一族の秘伝を学んだ。

秘伝書が村の神社に預けてあるとのことで取りに行ったのだけど、村の神社に普通に山賊居てちょっと笑ったな。
本格的な修行の始まり
今回の過去はここまで。奈緒江が忍びとして本格的に成長を遂げていく気配がする。

普段はぶーたれたり、親しみを込めた気安さでお父に接する奈緒江が、お父の「厳しくいくが、学ぶ気はあるか?」という問いに、はっきりと「あります。」と答える姿が愛おしかった。奈緒江は敬愛するお父の役に立ちたいんだよな。
