前回のあらすじ
犬を救い、暴かれた真実——そして堺へ!
堺へ向かう途中、奈緒江は傷ついた犬月丸を救うことに。犬が導いた先で出会ったおたけは、兄一郎の財産を狙い、月丸を虐待していた。だが、一郎は実はおたけに殺されていた……。
手紙が明かす真相と、月丸への想い。奈緒江は月丸を温かい村へ送り出し、『三年の恩』は完結。そしてついに堺へ——復讐の旅は続く!

堺への道中と寄り道アサシン
さて、いい加減九字切りばかりしたり、犬を助けたりしていないで、堺に向かって復讐相手を探し……ます!!今日こそ!!
堺へはわりとあっさり着いた。ご近所と言っても過言ではない距離感。途中で大きめの神社を参拝したり、古墳を荒らしたりしていたけど、そんな寄り道アサシンもついに境へと到着しました。
堺の街に驚愕

で、でけぇ~~~!!街だ!!この時代的には街と言っても過言ではないのではないか!?今までの人の生きているスポットは、なんというか、「村」とか「集落」程度が関の山だったけど、境はしっかりと街だ。しかも広い!これは探索のしがいがありそう。堺、都会すぎワロタw

この時代の本当の姿はわからないけど、舗装されていない道や茅葺き屋根、平屋通りなど、「昔っぽさ」が詰まっている。わくわくしてしまう。
しかし、これ以上寄り道をしているとストーリーが一向に進まないので、探索はあとにして、まずはメインに関係のあることをしていこう。
堺での目的は三つ

堺に来た目的は 3 つ。ひとつ、とみの知り合いの鍛冶師である平次を探すこと。ふたつ、かたきのひとりである耳なしの男の情報集め。さいごは、金装飾の鉄砲を持つ女についての情報集め。どれと一番最初に出会うかはわからないけど、鍛冶師の平次は早めに仲間にしておきたいな。
書状偽造の兄弟と対峙

などと思いながら境をぶらついていると、銃で商いをするための書状を偽造している兄弟の話が聞こえてきた。この書状があれば銃で商売ができて、今井宗久から茶に招かれてうはうはではー!?という馬鹿みたいな話をしている。

ちょっとー、その書状くださるー?と今井家の者を装って近づいてみたいところ、秒でバレた。正直者の奈緒江は嘘が下手。だが殺しは上手。ということで、不本意ながら弟さんを亡き者にして書状を手に入れた。
この書状があれば商人を装える。そうすれば、金の鉄砲を持つ女の情報も手に入るかも知れない。
鍛冶師・平次との出会い

その後も街をぶらぶらしていると、やたら敵に多いエリアがあったので、なんとなしに屋根の上から覗いてみたら。これが当たり。鍛冶屋の平次がごろつきに脅されていた。
平次はやたらねっとりした口調で包丁を作ることを強要されていた。お前にはもぉっと包丁を作ってもらうぜぇ~?

サクッと平次を助けてみると、平次は平次で心を失っていた。何を言っているのかわからないと思うが、こちらもやや困惑の気持ち。初対面で「俺は心が欠けておるのだ。」と言われましても……。「お、おう」としか……。
まあでも、うんうん、男の子ってそういう時あるよね。心を失ったり、右腕が疼いたりね。欠けた心は見つけてあげるから、今はとにかく一緒にとみのとこ行こうね。
隠れ家に戻り鍛冶場を設置

平次と一緒に隠れ家に帰って、鍛冶場を作ってやった。平次もとみと話をして、ここに居て腕をふるってくれるって。やっとメインストーリーらしい部分が少し進んだ。
平次は心が欠けているせいか静かに喋る男だが、良い奴っぽい。おとなしいだけかも知れん。声も心地よい。ついつい話しかけたくなってしまう。
次なる目的は復讐相手の捜索
次は堺の街を隅から隅まで探索して、敵が多いエリアを滅ぼしたりしてみようかな。それが終わったら耳のない男を探しに行きたい。最初の敵討ちはこいつって決めてるんだ。